ヒッチハイクの文化や方法、旅行記を綴っています。カナダ北部での生活や文化も紹介。

05月06日其の3−Teslin、氷の湖の湖畔にて

まだ氷が溶けきっていない湖沿いにあるTeslinという小さな町。
氷河が見える田舎の空気のきれいな町だ。


僕は町の公衆電話に行き友人に電話を掛けた。


「もしもし、Tomas?Rodだよ。」
「おー、Rodか。元気か?どこにいるんだ。」
「今、ユコンにいる、メールを読んだ?」
「読んだよ、Whitehorseまでヒッチハイクだって。相変わらずクレイジーなヤツだな。帰りか?」
「うん、オーロラは結局見れなかったから今は帰る途中のTeslinていう州境の小さな町だよ。ねえ、僕が行きに何日でWhitehorseまで言ったと思う?」
「4日くらいか?」
「いや、49時間くらいだよ。」
「何だって!?なんてスピードで進んでいるんだ!飛行機でもヒッチしたのか?」
「いや、本当にそんな感じさ(笑)ただ帰りは4日掛かりそうだ。少なくとも。」
「そうか。」
「実はもうすぐスコットランドに飛ぶんだ。良かったら遊びに言ってもいいかい?」
「おお、遊びに来いよ!今は妻も帰省しているし、一人なんだ。何日か遊びに来いよ。」
「ありがとう。大体あと2日ぐらいでバンクーバーまで降りていくよ、着きそうになったら電話する。」
「わかった、楽しみにしているよ。じゃあまたな。」


友人とこんな話をしてまたヒッチハイクを再会した。
友達の声を聞けて少し安心した。


時刻はもう7時過ぎ、僕はまた道路に立つ。


この町の面白いのはネイティブ・アメリカンたちがたくさんいることだ。
白人系のカナダ人よりも目に付く。
僕が公衆電話に行ったときはなぜか男たちに握手されてパーティーに来ないか誘われた。
なんでか分からないけど、僕の顔に共感を覚えたのだろうか。
それとも...。



何はともあれ、僕の今日のたびはまだまだ続く。
道路に立って親指を上げる。


さすがにここまでやっていると、逆にヒッチハイクをしている自分に誇りを持てた


2時間経ってもまだ車は止まらなかった。
もうこんなの慣れっこだ。
町の片隅に僕はいた。


時刻は夜の10時前、日没前でまだまだ明るい。
僕はそろそろどうしようかと考えて来たところ、一台の車が止まってくれた。
05月06日其の4−熊狩りベースキャンプに招かれる